非日常の世界

こんにちは。
一時期のピークを越えたとは言え、
まだまだ暑い日が続きますね。

わたしはこの夏は暑さを避け、歌舞伎や劇団四季のミュージカル・
小劇場のお芝居などに足を運びました。
普段なかなか観劇の機会はなく、全く詳しいわけではないので
もうただただ迫力のある演技に圧倒されっぱなしでした。

映画を観て泣いてしまうこともあるんですが、
観劇での涙は「気がついたら泣いていた」という感じで、
あの感覚はとても不思議です。
それだけ生で伝わってくるものがあるんですよね。
観劇後1週間くらいはいつも舞台での情景や音楽が頭の中を巡ります。

そして、役者さん達のパワフルさにも改めて感心しちゃいます。
役者さんは普段から鍛錬を積んでいるとは言え、
2~3時間のハードな講演を1日に2度・3度とするなんて
想像するだけで目が回りそう!
歌舞伎の場合は、翌月の演目のお稽古も同時進行と聞きますし、タフですよね。。。
友人は「そりゃ長生きできないよね」と言ってましたが、
本当に命を削ってお芝居されてるんだなぁと感じます。

これから陽もだんだんと短くなってきますし、
秋の夜長に観劇はいかがでしょうか。

原 尚子