人的資本のピークは35歳?

先日見た動画で、経済評論家の山崎元さんが、仕事における人的資本について話されていました。

<人的資本とは>
将来の稼ぎの割引現在価値の合計。仕事における人間の株価のようなもの。
数式にすると、以下のようになります。
・人的資本≒(能力+実績)×働ける時間

少なくとも今までの私は、「能力」「実績」は強く意識してきましたが、「働ける時間」については意識をしていなかったように思います。
どんなに能力と実績を積み上げても、それを活かす時間が少なければその価値は小さくなります。
知識があるだけで、価値を出せていない人にならないためには、「働ける時間」についても意識することが大切なのではないかと思います。


そこで話されている内容では、「人的資本のピークは35歳」ということでした。
来年35歳になる私には、ハッとさせられる話でもあり、また感覚的に腑に落ちる話でもありました。
※人的資本は数値化できないものであるため、人それぞれ意見は違うと思いますが。

そこで話されていた理由はザックリと以下の通りです。
・35歳以降、能力自体を向上さることは難しくなる
・30代前半までの期間である程度の実績を積んできている
・能力・実績を使える残り年数が限られてくる


さらに30代後半を「自分が持っている価値を最大限に発揮する時間」を定義していました。

山崎さんの言う通り、私もこれからの30代後半はこれまでに身に着けた自分の価値を最大限に発揮できるようにがんばろう!と思います。

と同時に、35歳以降も能力を上げつつ、実績を積ながら、働ける時間も伸ばして、結果的に「私の人的資本のピークは50歳だったな」と言えるくらいにしたいなとも妄想しています。
(先にも書いたように、人的資本は計算できる絶対的なものではないことから、達成できなくても自分以外にはバレないので大口叩いておきます)

長野靖久