あえて遠くに住んでる話
今日のテーマは「あえて遠くに住んでる話」にしました。
画像は今朝私の家から撮影した景色で、私の朝はいつも暗いです。(冬に限る)
というのも、出社に片道2時間弱かかるエリアを居住地にしていまして、起床は基本4時台です。
遠くに住む事は仕事上は一般的にはデメリットで語られることが多い印象があり、時間だけ見るとたしかにそのとおりで、私の場合は往復で1日あたり4時間程失っているのが実情です。
だからかつての私は、会社に近いエリアに住むことを実際やってみました。しかし、想定していたメリットである「移動時間の減少」による効果はあまり感じられず、それよりも、「勤務時間の拡大」による不都合を感じることが増えました。
結果としては働きすぎの状態を起こし、業務能率が落ち、学習時間も減っていることに気が付きました。
(勤務時間中は手を動かすことができる業務により多く時間をかけて対応できてしまうからです。)
私の税理士という仕事は、実際に業務にあたる時間よりも、業務関連性のある事象に対する深い見識が役に立つ仕事だと考えておりますので、学習時間は常に確保することが重要です。
この「学習時間の確保」を今日のテーマにした「あえて遠くに住む」ことで解消しました。
私は、移動時間をほぼまるっと学習時間にあてるようにしています。
ここでの学習は税理士業へ役立てるための学習のため、「知っている」という状態を作ることが目的であり、「理解している」という状態を作ることは目的にしていません。
なので、スマホを用いて、最近の税務情報をひたすら調べるという学習をしています。
「理解」へおとしこむ作業は、実際にその税務の業務を行う際にきっちり調べて対応すればよいという考えです。事前に必要なのは、そういった分野があることを正しく「知っている」状態を作ることです。
この環境に変えてからは世の中の情報を広く捕捉できるようになり、最新税務に対する抵抗感がかなりなくなりました。毎年改正がありますので、そのたびに重い腰をあげて勉強してたりする方もいるんじゃないでしょうか。私が以前そうでした。
今は、常に新しいを拾うという習慣があるので、自然とそういった情報を集めており、苦に感じずにこの仕事のための学習ができております。
最後に。
「あえて遠くに住む」事で意識的に学習時間を捻出し、新しいを常に学ぶ環境を用意する、というのは勉強が必要な職種には有効だと私は考えます。
通勤時間に学習できる環境づくりのコツは、「始発に乗れて乗換が発生しない駅に住むこと」、「混雑時間以外を移動時間に採用すること」、そして、「読むことを中心にした教材を用意すること」の3点です。
だから私は通勤ラッシュの時間を避けるためにまだ暗いぐらいの早朝から出社してます。
それでは今日も一日お仕事がんばりましょう~(‘◇’)ゞ
本迫